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長野市にある漢方とハーブのお店なつめやブログ

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Oct.05 2018 | category:養生

糖質断食のススメ

糖質断食のススメ

漢方のカウンセリングや、日々自分が食べているものを
観察して見ると圧倒的に『糖質』が多く、タンパク質が
不足しがちだな、と感じます。

漢方で『血虚』、つまり必要な血が不足していていたり
血虚から血の巡りが悪くなる『瘀血(オケツ)』の人が目立ちます。

体系がぽっちゃりしていても『血』が充実しているのか?
というと、そうではなく、単純に糖質が体に溜まった
ぼってりになってしまっている、という感じです。


糖質が溜まってくると

・ぶよぶよしてくる
・目の下、ほおがたるむ
・下半身が特に冷えやすくなる
・イライラしやすい
・胃がすっきりしない、下痢何便気味
・天気が崩れる前になるとめまいや頭痛、耳鳴りが起こりやすい
・水泡的なものができやすい

といった体調の変化や体型の変化が出てきます。
なんの関連性も無いように見えますが、東洋医学では
これらは全て糖質から起きてくる『痰飲(たんいん)』という
病理産物から発生してきます。
そして、この痰飲と瘀血がくっつくと『悪性物質』ができやすくなります。

そこでなつめやが提案したいのが

『糖質断食』

糖質を決められた期間、制限して、自分の味覚を
フラットな状態に戻し、体の中に溜まっている
糖質的水分を排泄させるためです。

糖質制限をずっとするのって
結構、気合が必要。
そして、糖質そのものの中身を見た時に
米・小麦などの主食になるものの糖質は
エネルギー源としては必要です。

糖質を1週間のうち2〜3日、主食の米以外の
糖質、果物やお菓子、ジュース、お酒などを
摂らない、というそれほどストイックでは無い断食。
米もできれば少なめにして
タンパク質やミネラルの入った海藻などを
多めに摂るようにしていただくと良いかと思います。

糖質断食のポイント
・嗜好品の糖質・果物・飲み物は摂らない
・主食となる炭水化物は小麦以外はOK(ご飯・そばなど)
・タンパク質は動物性・植物性のどちらも1日のうちに取り入れる
・野菜・海藻類なども取り入れましょう
・朝・昼は炭水化物である主食多めにして、夕飯は炭水化物を抜くか減らす。

炭水化物を減らすと、タンパク質を燃料に燃やし始めますが
効率が悪いですし、それだけ多くのタンパク質をとるには
強靭な胃腸の持ち主でないと難しいかと思います。
胃腸に負担ない範囲でタンパク質量を増やしていきましょう。

そして、糖質断食をしている間は冷えないように
足湯をして、足首・足裏をしっかりマッサージして見てください。
むくみも取れやすくなりますし、
重だるさも軽減するかと思います。
あくまでもこれはダイエット目的では無いですが、多分
痩せます(笑)
そして、普通に糖質的な食品、パンや果物を
食べた時に『甘〜〜〜〜〜い!!』と気づくかと。

とにかく、糖質の摂り過ぎを自覚して
体を軽くし、タンパク質を多めにとっていくことが
肉体を健康的に保つ秘訣かと思われます。

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