なつめやが提案する『薬膳』

東洋医学では日々の「養生」を大切にしています。
体調が崩さないように身体を整え、心が元気になるようなご飯は「食養生」の基本。
陰陽五行は人間も自然の一部であるという考えに基づいています。
そして、身体のなかを流れる気・血・水を整え、自然のリズムに沿った四季の食材を活かした「薬膳」を講座などを通じてお伝えしています。

: 薬膳は身近な食材の組み合わせだけで作る、ほんの少しの知識と手間と愛情で健康維持ができるという、古人の知恵を生かした料理学。
薬膳は自然からいただく食物の特性を生かしながら、体調を季節の影響から守り、整えていくことを目的の一つにしています。
食事で余分なものを解毒したり、足りないところを補ったりして、カラダ全体のバランスを整えることによって健康維持ができます。

: 人間のカラダは自然の一部です。また食品も同じく自然の恵みです。病気になる原因は、人が自然に追いつかずにバランスを崩すと考えます。自然に逆らわずに、仲よくする。
どのように共存すれば健康を保つことができるか、ということを考えて食生活を送ります。; 薬膳講座で学ぶ
私の講座は座学が中心となります。料理教室のような一緒に料理をする講座ではなく、集中して薬膳について学ぶ時間としています。
料理は実際に私がその季節を考慮した薬膳ご飯のメニューを考えたものを、お店の方に作っていただくというコラボ形式にさせていただいています。
食べながら、学んだことを振り返る時間や一緒に受講している方と講座内容についてさらに語り合う時間を大切にしています。