Jun.02 2024 | category:
2024年6月のなつめやの予定
2024年6月のなつめやの予定
皆様のお住まいの地域は梅雨に入られたでしょうか?5月は気温差が大きく体調を崩される方も多かったのではないでしょうか。
6月に入ってもその傾向が続いており、雨降りの日は6月なのに
身体が冷えるな、という感じがします。
気温を見ると20度はありますが、日中の朝夕の気温差が大きく
身体がその差に慣れていない為ですね。
秋〜冬は内臓が冷えないよう身体の中心に向かって熱が集まっていき
やすく体表が冷えやすくなりますが、春〜夏は気温が上昇するにつれ
熱を発散するために熱は表面に移り汗をかくことで体温を調節するように
変化していきます。そのため、身体の中心は冷えやすい状況になりますが、
今年は温度差が大きいので特に朝夕や、雨降りの日などは
身体の中心が冷えやすくなります。お腹・腰・足首などは冷やさないように
してお過ごしください。
気温が上昇すれば暑くなり、汗をかくから冷えなんてないのでは?
と思う方もいるかもしれませんが、お腹の奥の方は冷たいものの
飲食や衣服、冷房などにより冷えていることが多胃のが実際。
内臓が冷えることでお腹の調子だけでなく、めまいや頭痛といった気血の
循環不良から起こる体調変化が生じやすくなります。お腹や足のくるぶし辺りを
触ってみて冷たいな、と感じたら腹巻きやレッグウォーマーをして
温めるようにして下さいね。
余談ですが道歩く人を観察すると足のくるぶしが
出ている人が増えてきて、また、薄着になってきて
足の色を見ると冷えているな〜と見受けられる人が多くて
他人事ながら大丈夫かな〜、と思うこともしばしば。
先月5月15日は久しぶりに養生講座を小山木材さんで行いました。
植物に囲まれたリラックスしやすい、そしてさまざまな植物から
良い気が生じている感じがして心地よい場所での講座になりました。
初めての方が多い講座だったので、陰陽五行の話から
夏、梅雨の過ごし方をお話ししました。
陰陽五行は東洋医学の基礎になります。
知っておくと次の時期の傾向と対策ができるようになる
ツールなので学ぶ機会があればぜひチャレンジして頂けたらと思います。
陰陽五行の理論は
日々の生活の中にも役立つので病気の予防にもつながり
自分の心身を整えるだけでなく、それを家族の食事などにも
反映できるので役立てて頂けたらいいな、と思いつつ
講座でお話しさせていただきました。
夏は『暑』という五行では『火』の性質、陽の要素が強い邪気が
盛んになります。
梅雨は『湿』という『土』の性質、陰の要素が強い邪気が盛ん。
この相反する邪気が混在する梅雨の時期というのは
脾胃の働きが低下しやすくなるので熱性の強すぎるものを避け
内臓を冷やさないよう、できるだけ水捌けを良くするようなものを
摂るようにすると良いかと思います。
食材としては豆類やウリ科のものが良いですが、生食ではなく
火を入れて紫蘇や生姜などを組み合わせると良いかと思います。
熱性の強すぎる、というのは例えばニンニクや唐辛子、キムチや辛味の香辛料を
毎日使う、とかですね。熱が強くなりすぎるとイライラしたり、下血、
不眠、のようなことが起こりやすくなります。
講座はこういったことをもう少し詳しくお話しします。
また、最近ご相談にいらっしゃる方の中にはいろいろな情報が
ありすぎて自分にどんな食事や健康法が合っているのか
知りたい、という方も増えてきています。
人によって五行、気血水のバランスが異なるので合う
食材や運動、健康法のアドバイスが欲しいという方も、
ご相談ください。
健康法といえば私は毎日気功をやっているのですが
時々気功を教えて下さい、なんてお声もいただくので
7月頃に気功の講座もやってみようかな、と考えています。
ご興味があればこちらも是非ご参加ください☆
6月のお休み
*毎週水・木曜日:5・6・12・13・19・20・26・27
社長さんはじめ皆さん明るく、気の流れが良い空間での講座
となりました。ご参加くださった方々、小山木材の皆様
ありがとうございました。
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