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長野市にある漢方とハーブのお店なつめやブログ

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Feb.04 2019 | category:漢方

皮膚トラブル・アトピーと漢方薬

皮膚トラブル・アトピーと漢方薬


皮膚トラブルを漢方薬でなんとかできないですか?という
ご相談はとても多く、その大半がアトピーのご相談です。
子供さんから老人まで様々ですが、季節によって症状の出方が
変化するので見極めがとても難しいのが実情です。
それでも、費やす時間は人によりますが根気よく飲んでいただいているうちに
綺麗な肌になってきます。
また、女性のアトピーは他の疾患や症状も併せて改善していく
ケースも多いので、どちらが先のご相談だったとしても
どちらも同時に改善していくケースがとても多いです。
一方で男性のアトピーは非常に複雑な面を持っていて
なかなか手ごわい一面があります。

アトピーの原因は様々


アトピーを引き起こしている体質的な要因は様々でいくつもが絡み合って
いるケースが多く、その一つ一つを解決していきます。
その原因となっているものを大きく分けると
1、皮膚の栄養が足りない→気血不足
2、ストレスなどで無意識に掻いてしまう→気滞
3、食事の問題
に大きく分かれてきます。
このうち1の気血不足、というタイプの方は案外、漢方薬を服用することで
皮膚も綺麗になってくるのが早く、併せて食事などを気をつけていくことで
再発する事がほとんどなく経過していきます。
問題になるのは2・3です。

2、のストレスによるものというのは元々なかった状態だったとしても
かゆみそのものがストレスだったり、家庭・環境など本人が気づいていないことも
多々あります。カウンセリングをしていく中でそのストレスに気づいて
漢方薬を飲みつつ改善していくようになります。
このストレスタイプのアトピーの方が意外と多いように感じます。

3、の食事の問題はアトピーやアレルギーなどをお持ちだと食事を非常に
気をつけている方もいますし、全く無頓着でいる方もいます。
この食事問題は二つに分かれます。
一つは、無頓着であるがゆえに熱量の強いものを食べ過ぎているケース
二つは気にし過ぎて必要なタンパク質、エネルギーが不足して
皮膚に栄養が足りていない1の気血不足になっている方
になります。

【気血不足のアトピー】


これは
・食べ物が影響している
・体質的に胃腸が弱い、の2点が原因の中心にあります。
私たちの体はタンパク質の塊です。皮膚も、もちろんタンパク質ですが、
食事が糖質に偏っていたり、タンパク質が少ないと皮膚を作る
『血』が不足してしまいます。
女性は特に月経があるとその前後に悪化することもあります。
特にエネルギーが不足だったり、血不足になっていると
肉や辛味のもの、糖質などはそのままエネルギーとして消化できず体の
中に熱として篭りやすくなるので、皮膚が乾きやすく痒みが収まらなくなる
ことがあります。
漢方薬では胃腸の働きを助けながら食べ物や漢方などで『血』を補い皮膚を
丈夫にしていく、という方法をとります。

【ストレス型のアトピー】


ストレス型のアトピーは実際とても多く、ストレスがあると
無意識に掻き初めてしまう人もいますし、
掻かずとも痒みがたちまち広がっていくケースもあります。
また、痒みそのものがストレスになるので悪化していくときは
早い段階で悪化していくことがあります。
ストレスというのは東洋医学では『気』が滞っている状態ですが
気というものはそもそもエネルギーなのでエネルギーが
滞っていると解釈することもできます。
エネルギーが滞るとそこで熱もたまり、炎症が生じ痒みとなる
訳です。この場合、気の流れを整え、炎症を鎮める漢方薬を
使いますが、日常では気を流すように運動やヨガなどで発散する
ことも大切です。また、ストレスになっている原因がなんなのか
探っていきながら、無意識の中にあるストレスの原因を
解消していく過程もとても大切です。

【食事の問題】


アトピーなどの治療法には食事は大切なのですが、
極端にタンパク質を減らさず、糖質を抑えていく、ということが
重要かと思います。そして、刺激物を極力避ける、ということも
大切です。ネギや生姜、唐辛子、カレーといった辛味の刺激物は
炎症を悪化させることがあります。
また、お子さんのアトピーなどでは糖質の制限がかなり
難しい側面もありますが、できるだけお母さんが
おやつを用意したり、糖質といっても米の糖質は
砂糖とは違うのでおにぎりなどを用意したりするなど
工夫と努力が必要になり、食事の面でのサポートには
ご家族の協力がとても重要になります。

アトピーやそれ以外にも皮膚のトラブル、掌蹠膿疱症や
脱毛なども上記の内容と同じように説明できます。
お悩みの方はご相談ください。