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長野市にある漢方とハーブのお店なつめやブログ

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Aug.31 2018 | category:薬膳養生

夏の終わりに身体を調えておく(2)

夏の終わりに身体を調える薬膳その2

8月の終わりとともに台風が近づき
すっかり涼しくなりました。

台風の低気圧はどのくらい9月にくるでしょう?

体が疲れてくるとエネルギーの巡りも悪くなり、
重だるさやめまい、食欲低下などが出てくることがあります。
前回の夏の終わりに身体を整える薬膳その1では
身体の熱をしっかりとって胃腸の働きを活発にし、
足湯をしながら夏の間に冷房で冷やした下半身は温めておきましょう
ということをお伝えしました。

具体的に

1、胃腸の働きを助け体力を増進、免疫力を強化する食べ物
(胃腸を丈夫にして肺の機能を高める)
干し椎茸(きのこ類)、栗、山芋(長芋)、キャベツ、ブロッコリー、じゃが芋、
かぼちゃ、さつま芋、里芋、いちじく、桃、米、もち米、きび、あわ、
いわし、さんま、サバ、うなぎ、牛肉、鶏肉、大棗(ナツメ)など。
圧倒的に穀物や芋類が多くなりますね〜。
雑穀はミックスされたものが手軽ですからそう言ったものを使うのもいいかと。
夏の疲れが胃腸に出ている方はお粥やキャベツをクタクタに煮込んだスープ
などをお勧めします。キャベツと玉ねぎをクミンやフェンネルを入れた
スープなどは胃が疲れている時などはとても美味しく感じます。

そして、一つのポイントとしては
香りのあるものを組み合わせてあげると食欲が増し、
消化も促され食べたものをしっかり栄養として吸収しやすくなります。
香りのあるものといえば、ハーブや紫蘇、ミョウガ、柑橘(ゆずなど)。
特に低気圧が来ている時などは気血の巡りが悪化しやすいので油は少なめにし、
カレー粉や生姜、ハーブを料理に使うと気血のめぐりが改善されやすくなります。

2、血を補い身体の中を潤していく
ほうれん草・小松菜・なつめ・梨・ブドウ(赤)・ブルーベリー・クコ・
イカ・タコ・豚肉・羊肉・レバー・マグロ・カツオ・卵・黒キクラゲ・
黒米・黒ゴマ・牡蠣・竜眼・キンシンサイなど。
特徴としては黒っぽいもの、赤っぽいもの、動物性のものでも色の濃いもの
となります。
(私は血が不足気味の体質なので黒米を白米に混ぜて夏の間は食べていますよ。)

薬膳では厳密に一つ一つの食材の特徴や帰経(どの臓腑に働きかけるか)を
細かくみていくことも大切かもしれませんが、ざっくりと大きな特徴を
覚えていくと良いと思います。
色や、香り、季節など五感からの情報で覚えていくといいですね。

一つの食材が本当に栄養学的にその栄養素を
十分に含んでいるかといえば採れた土地や、時期、肥料などによって
左右されます。

栄養学的にもこの食材はカロテンが多いとか、海藻ならミネラルが多い
とかそんなくらいにして、食材そのもののエネルギーを大切にした意識を
持たれた方がよろしいかと思います。

食べ物のエネルギーという視点と栄養素という視点は
似て非なるもの、と考えております。

実際に食べた時に体調が良いなとか、
胃がもたれず食べやすいな、ということを大切にして食べる。
どんなに栄養学的に良くても、自分が食べていて
胃もたれしたり、胃がスッキリしないようなものを
食べていては吸収しきれないと思うのです。

特に夏の終わりは冷たいものを飲食したり
夏野菜で胃腸が冷えて、疲れ気味。
食欲がないときは1食抜かすのも良いかと思います。
胃の調子を中心に考えて自分が食べて元気になるような食事で
調えていくといいですね。

カネマツ倶楽部さんの薬膳講座では
カツオ節+梅+シソ+ひじきの常備菜的なものを
ご飯につけていただきました。
家で作り置きしておくと胃腸の働きも活発になりますし、
気血が補われてなんとな〜くでも元気になるように
感じます。
毎日、少しずつの積み重ねていくものですから
美味しくて、簡単なものを取り入れていきましょう。