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長野市にある漢方とハーブのお店なつめやブログ

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Jun.07 2019 | category:養生

養生は健康貯金

『養生』とは


なつめやはお客様の体調や体質などを伺って
そこに季節などを考慮して漢方薬をお作りしています。
カウンセリングでは食事の内容や就眠時間など
生活面も必ずお伺いします。
漢方薬は体質改善や体調を改善するためのものですが、
ご自身の食事や生活習慣などを見直さなければ
改善できるものもできないことが多いからです。

例えば病院でコレステロールが高いから、血糖値が高いから
と薬をいただいても、相変わらずの油っぽい食事や
甘いものなどを食べていては改善しないのは想像に難くないことです。
しかし、運動は?というとそれはできる方もいればできない方もいる。
食事の改善も運動も同じくらい大切なことです。

それは漢方薬も西洋薬も同じことです。
ですが、東洋医学はその人の『気』というものも観察しますので、
『気』が不足せず、滞らず、ということも重要視します。
『気』というのはエネルギーですから疲れていれば休む、
ストレスなどで滞っていればストレスをうまく流す、
そして、過剰な刺激を与えない、ということも意識します。
様々な刺激は心を活発させることもあれば
疲労させることもあります。

運動も適度なものは身体をほぐしてくれますが、
健康に良いからと激しすぎる運動はむしろ身体を疲労させ、
精神的には交感神経が優位になってしまい興奮しやすくなってしまいます。
体が疲労して頭が興奮しているなんて、あまり健康的ではないですよね。
心身が程よくほぐれる、ということが大切。

ストレスを発散するためにお酒を飲む、甘いものを食べる
など、意識的にしている場合も、無意識にしていることも
ありますが、どちらも心身にとっては不健康な状態です。
ストレスのため、と意識できていればまだいいかもしれません。

『養生は健康貯金』


『養生』というのは食事や生活習慣だけでなく気持ちの面でも
ストレスを溜めず、生命力を高める習慣の総称です。
そして、私は『養生は健康貯金』だとも考えています。

日々、歳をとります。
それは生まれてから以降は成長し、成熟し、ある一定の成熟の頂点を
迎えると誰しも生命力は緩やかに下降していきます。
そしてやがて死を迎えます。
『養生』というものは『生(せい)』を『養う』と書きます。
自分の命のエネルギーを高めるもの。
死に向かってきていく中で、より自分の命を輝かせ
生活を充実させ、様々な活動を味わい尽くすために
『命のエネルギー貯金』としてコツコツ積み立てるものと
考えてみると、少し、養生に対しての考えが変わりませんか?

あれもダメこれもダメ、あれやれこれしろ、はヤダヤダ
と思うかもしれませんが、自分のための
『健康貯金』としてコツコツ積み立てるのは、案外楽しいかもしれない。

一日の終わりに自分の命のエネルギーはどのくらい消費し
朝起きた時にしっかりチャージできているのか?ということを
意識しないでいると、常に消費しつづけ
心身は消耗の度合いが強くなっていきます。
生命力の緩やかな下降が急降下することもあり得ます。

自分が自分のためにできることが良い習慣であれば
心身は良い方へと反応します。全く病気にならないとは
言い切れませんが、早い段階で気付いたり、見直すことで
改善も早くなります。
悪い習慣を続けていれば心身に『病』というものが
生じやすい状態になり、なかなか改善しにくい状況が生じます。

身体にとって良いことが心にとっても良い方へ作用するかといえば
初めは食べ物などは制限することもあるとストレスに感じるかもしれませんが
慣れてくると食べ物の内容や、味付け、嗜好も変化してきます。
濃い味付けや刺激物は食べるほどにより強い刺激を求めるように
なっていきます。
過度な刺激は興奮的なものが多いかもしれませんが、
リラックスするような穏やかな時間も楽しむことができれば
むしろその方が、命のエネルギーにとっては余裕が生まれてきます。

1日の終わりに自分のパワータンクが10のうちどのくらい減っていて
1日でどのくらいプラスになることができたか、マイナスになることを
したか、少し見直してみると良いかもしれません。
そして、朝起きた時に自分の体がしっかり回復してパワータンクが
10よりも超えて充電できていれば『養生貯金』が少しできている。
そんな養生生活を出来るだけ多くの方が経験していただけたらと
思います。なつめや はそういった養生をその方に合わせた提案をしたり、
また毎日のメルマガでヒントとなるようお伝えしています。

一人でも多くの方が心身健康で、そして、その心地よいエネルギーが
拡がっていくことを願ってやみません。