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長野市にある漢方とハーブのお店なつめやブログ

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Aug.17 2018 | category:ハーブ漢方

女性ホルモンとハーブ・漢方


女性ホルモンとハーブ・漢方薬

いわゆる女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)
という二種類のホルモンです。もう少し今日は詳しく説明します☆

1、視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン(ゴナドトロピン:GnRH)が
が分泌されます。

2、脳下垂体前葉からは
・成長ホルモン
・甲状腺刺激ホルモン
・副腎皮質刺激ホルモン
・性腺刺激ホルモン:卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体形成ホルモン(LH)
・プロラクチン(催乳ホルモン)
など成長や発育に関する大切なホルモンが分泌されています。

3、性腺刺激ホルモンである卵胞刺激ホルモン(FSH)黄体形成ホルモン(LH)
卵巣に作用し、卵胞が発育し始め、エストロゲンが分泌されます。
エストロゲンにより子宮内膜が増殖し、受精卵を迎える準備が始まります。
卵胞が十分に発育したとからだが判断すると、LHの濃度が急激に高まり
(=LHサージと言います)、卵子は成熟し排卵、となります。

排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを分泌します。
プロゲステロンは体温を上げて厚くなった子宮内膜を、さらに受精卵が
着床しやすい状態にします。

ざっくり性ホルモンの分泌は3ステップに分かれます。
(今日の本題は香りのことなのでホルモンのことはまた後日書きます)

では、今日の本題『ホルモンとハーブ・漢方について』

アロマやハーブなどの『香り』の成分が鼻の粘膜に付着し、電気信号に変換され,
脳の内側にある「大脳辺縁系」という古い皮質に伝えられます。
(外側は大脳皮質)

ここは、食欲や性欲などの動物と共通した 本能に基づく行動 、喜怒哀楽などの情緒
行動や記憶に影響し、自律機能にも大きく関わっています。
大脳辺縁系の支配下にある視床下部(自律神経系)は大脳辺縁系に強いストレスが
あると大きく影響されます。

ストレスを感じるとイライラしたり食欲が異常に増したり、逆に低下したりするのは
大脳辺縁系・視床下部の働きによるもの。それを『香り』の効果で緩和できるということなんですね〜。
医療現場でもアロマが使われるようになりましたが、私たちも香りを嗅いだり
ハーブの香りを楽しんだりすると心が穏やかになったり、少し元気になるような
感じがありますね。



視床下部・脳下垂体からは生殖にかかわるホルモンや甲状腺などのホルモンが
分泌されているので、ホルモンの状態をアロマやハーブの香りなどで
調える、というのもオススメです☆
嗅いだ時に『いい香りだな』と感じることが大切。
このアロマはこういう働きで〜とかあまり考えすぎないことですね。

漢方薬も面白いもので『香り』がそれぞれの生薬によってだいぶ違います。
漢方薬に入るものには薄荷や紫蘇などがあり、厳密には後から煎じ液に入れて
さっと煮て香りを楽しむというものがあります。
(粉の漢方薬だったりするとあまりこういう変化を感じられないのは残念ですが)

『香り』を色々なもので楽しんで、女性ホルモン(男性ホルモンも!)活発に
しましょう☆

☆ハーブについて