Jul.06 2025 | category:
2025年7月のなつめやの予定
2025年7月のなつめやの予定
梅雨が例年よりも早くに明け,暑い夏が長くなりそうな日本列島。
にわかに噂されていた7月5日の災害も無さそうで、
無事に1日が過ぎました。
災害というのは天地自然由来のものもありますし、
人災,というものもあります。
今のこの米不足をはじめとして世の中なんだか
ざわざわしている感じがして、ある意味人災が起きている様な
感じもするのですが…。ひとまず,自然災害が起きず、大難が小難,
小難が無難に済むのは良いことです。
『冬病夏治』という言葉があるように病を治すには夏の過ごし方が
肝心です。夏の過ごし方は秋冬に答え合わせがやってきます。
とはいえ、なんでも節制、養生!というのもつまらないものですし
しすぎは宜しくないので、ご自身の心地よい状態を保つための養生と思って
工夫して養生を生活に取り入れて行っていただければと思います。
更年期と夏
急に暑くなってきたことで体温調節がうまくいかず
熱中症にもなりやすい状況ですし、年齢的に
更年期世代はのぼせ,火照りが出やすくなってきます。
今回は『更年期と夏』と書いていますが、どの世代にも当てはまりますので
参考にお読みいただければと思います。
女性は月経や出産などにより血が不足した状態になりやすいです。
これは単純に貧血というより、体に必要な血が足りているかどうか、ということで
足りていなければ『血虚』と呼びます。
血は陰と東洋医学では考えますが、血不足の血虚は陰虚ともつながり、
自然界の陽気、自身のエネルギーの陽気の方が
強くなり相対的に陽が盛んになってしまうことで、のぼせや火照り感が出やすく
なります。そういう方は筋肉も硬く,上半身が強張りやすい傾向に
あるため熱が放出されにくく,熱がこもりやすくなる傾向です。
熱がこもるだけでなく,睡眠が不安定になりやすかったり、
イライラしやすかったり,耳鳴りが出やすかったり、血圧が上がったりと
さまざまな症状が出てきます。西洋医学では個々の症状で診て、
薬が処方されますが、東洋医学は何が原因の中心なのかを
診て個々の症状にも対応していく『異病同治』ということを
漢方薬や鍼灸などでしていきます。
でも,大事なのは日頃の食事や姿勢、運動。
この時期はのぼせ感が強くなりやすいので日頃
冷やさない様に,とお伝えしていますが
上半身は薄着,お腹から下は冷やさない,様な
服装を心がけてみてください。足の裏が火照って‥という方は
裸足になっても足首だけは冷やさない様に、
薄手のレッグウォーマーをする様にしてみてください。
ずっと冷やしっぱなしは膝、腰の痛みにつながっていきますので要注意。
お食事に関しては氷や冷蔵庫から出したて、生物は控える様にして
できるだけ飲み物は常温に近いもの、夏野菜なども火を通すものを中心に。
どうしても暑い時はトマトやスイカ、きゅうりなどを適度にいただいて
身体の熱をとる様にしてみてください。
冷たいものをとりすぎると胃の働きが低下して食欲減退、体が重だるい
などいわゆる夏バテ症状が出てきます。
夏バテは暑いから起きるのではなく、冷たいもののとり過ぎから
起きるものです。
睡眠ですが,冷房を入れないとならない方もいるかもしれませんが
アイスノンや保冷剤などで頭を冷やしていただくと良いかと思います。
冷房をつけっぱなしにするとやはり体が冷え切ってしまい、冷えた状態を常に
好むようになってしまい冷え体質になります。火照りやのぼせがあったとしても
内臓は冷えてしまい、内臓脂肪がつきやすくなったり、
太りやすくなったりしますので、1日の間に少しは冷房を切ってみるのも良いです。
寝ている時は身体を冷やすよりも頭を冷やしてあげると眠りやすくなりますよ。
暑くて身体を動かすことも減り、冷房で冷えてしまっている身体です。
できるだけ身体の強張りはほぐした方が良いので
肩周りをゆっくりストレッチしたり、ぶらぶら体操で
身体の力を抜く様にするのも良いです。
足も冷房で冷えて筋肉が硬くなりやすいので
ふくらはぎを良く揉む様にすると良いです。
色々やることがあって大変〜,と思うかもしれませんが
日々,ご自身の身体をチェックしつつケアすることで
異常を発見しやすくなりますし、予防につながります。
身体も大難が小難,小難が無難に済むのは良いことです。
さて、今月の予定です
2025年7月スケジュール
⭐︎店休日:毎週水曜日,木曜日
⭐︎臨時休業日:7月21日
今月もどうぞ宜しくお願いいたします☆
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